皆さんは、感染せずに元気に夏休み満喫できていますか?
先月末に、院長の私は恥ずかしながら新型コロナに感染してしまい、家族4人高熱が出ましたが、3~4日程度で高熱は収まり重症化することもなく10日間ほどの自宅療養で復帰することができました!
スタッフはじめ、皆様ご迷惑おかけしましたm(__)m
そんな中、私が実際に感染してみて体験して困ったことや、苦労したことを、皆さんが万が一感染した時に、苦労する事がないように記事にしてみたいと思います!
もちろん、感染しないに越したことはありませんが、もういつ誰が感染してもおかしくないフェーズに来ているかと思いますので、皆様の準備に役立てればと思います(*^_^*)
感染して困ったことはこちら!↓
①病院が受診できない!
何件か電話で問い合わせましたが、発熱外来がいっぱいで受診できず、子供も小さいことで、かかりつけ医でも受診が難しかったことが、まず大変でした。
川崎市の相談窓口に電話して、紹介してもらった病院に電話しても、すでに受診予約が一杯だったり、PCR検査をしてくれるのかと思ったら、抗原検査だったりと(今では抗原検査でもコロナ陽性と診断されるようです)色々なところに電話してつながったとしても、受診までに高熱の中で何時間も待つのは辛いですよね・・・
できることなら、PCR検査キットもしくは抗原検査キットを持っていると、まずは自分がコロナなのか、そうでないのかがわかると思います!
ドラッグストアに無かったら、調剤薬局に行ってみてください。
今回、私は会社が従業員向けに用意しておいてくれたPCR検査キットをもらい、自宅で唾液を採取し陽性が確定し、そのまま保健所に届けを出してくれるPCR検査だったので、自宅に居ながら全て完了することができました。
重症化する確率は低くなっているとはいえ、感染力がとても高くなっているので、家族の誰かが感染すると家族全員陽性になってしまう可能性が高くなります。
子供2人をつれて、自分も高熱の中、病院で診察まで待って検査してもらって、自宅に帰るぐらいなら、最初から自宅でPCR検査ができると外に出て猛暑の中、歩き回る必要性が無く体力的にも楽だと思います!
また、市区町村によっては空きがあれば往診してもらえるところもあるようなので、自宅に居ながら診察してもらえるのは助かりますね!
②郵送するPCR検査キットだったので薬が処方されない!
検査キットがあると楽だよ!という話を今までしてきましたが、楽であるとはいえ一つ困ったことがありました・・・それは、薬が処方されなかった(;゚Д゚)という事です。
郵送でできるPCR検査キットでは薬が処方されず、もし重い症状が発症した時には結果どこかの病院へ受診しなくてはいけません。
私は高熱が出たとはいえ、家族全員自宅療養で済む程度の症状で助かりました。
自宅に市販の解熱剤や、鼻水・咳などの風邪薬を常備していない家庭では、事前に準備しておくことをおススメします!もちろんお子さんのいる家庭では、子供用も忘れずに!
ちなみに、持病や既往歴があり薬を普段から飲んでいる方や、妊婦の方などは、薬の飲み合わせがあるので医師や薬剤師に相談してから用意しておいて服用してくださいね!
また、コロナ感染では喉の痛みが出る方が多いので、消炎鎮痛剤(ロキソニン、バファリン、イヴ、セデス、ナロンエース等)があると痛みも和らぎ、解熱剤にもなります。また、のど飴やうがい薬、のどスプレーもあるといいですよ!
こちらも合わせて準備しておいてくださいね!
ちなみに、先程お話しした往診であれば薬の処方についても解決できますので、上手に活用して頂ければと思います!
③家族全員発症したことで、誰も外に出られない(T_T)
冒頭でもお話ししましたが、家族全員がコロナに感染したことにより、買い物に行こうにも行けず、発症初期には高熱があるので食欲もありませんでしたが、それでも子供達には消化の良い物をといった時に、ゼリーや、レトルトのお粥などは日持ちもするのでオススメです!非常食としても使えるものなども良いかもしれません!
また、高熱が出ているので脱水症状にならない様、スポーツドリンクなども準備しておくと良いと思います!
体調が回復してきたときには、ある程度食べれるようになりますが、普段は使わなくても、元気なうちにネットスーパーの登録や、出前館やUber Eatsなどの登録をしておくのがオススメ!
また、高熱の際の保冷剤もしくは冷えピタなどの、体を冷やすものがあると楽になります。
普段は、子供分として用意していますが、さすがに家族全員高熱になると、足りなくなる可能性もあるので、日頃からある程度凍らせておくと良いかもしれません!
熱中症対策としても使えるような首に巻くタイプやわきの下を冷やせるようなものもあるので色々探してみて下さいね!
その他にも、家族内で発症していない人がいると隔離や感染予防対策なども必要になるかと思います。
その時には、除菌剤やマスクのストックがなくなってしまっていると困ると思うので、普段からある程度のストックを設けておくと良いでしょう!
色々と事前準備として必要な物を書きましたが、まずは皆さん感染しない様、熱中症対策と並行して感染予防に努めてください!
当院でも感染予防対策を徹底しておりますので、安心してご利用ください!
記事担当:川崎総合病院 院長 桑原大
『煌きエキスパートホスピタル』
煌き・・・月のように誰かに照らされて光るのではなく、自らが光を放ち太陽のように周りを照らす存在になるという意味を込めてこの漢字を使いました。エキスパートホスピタル・・・町のお医者さんのように広くではなく、大学病院のような、専門性のある人達の集合体として、色々なニーズに幅広くさらに深く対応できるSSを目指して、相手の気持ちを汲み取りプロフェッショナルなおもてなしを意識してこのコンセプトとしました。そして『ドクター&ナース』になりきり、一人一人がプロフェッショナルな人材として、エキスパートになってお客様に喜んでもらったり、ありがとうの感謝をたくさん頂くことを目指し、お客様に喜んでもらいたい!そんな想いで日々活動しています。