みなさんこんにちは。
ブルーファイヤー競技場に配属されて早3カ月。
今回初めて記事を書かせて頂く副リーダーの内藤と申します。
どうぞよろしくお願い致します。
9月に入り気温も25℃くらいで過ごしやすくなってきたと思いきや、30℃を超えてまた夏に逆戻りしたりと不安定な毎日ですが、くれぐれもみなさま体調にはお気をつけください。
自分も体が資本なので体調には気を付けています。
それだけでなく、ご来場されるお客様のお車の体調(状態)も気にかけています。
私たちを応援してくださる皆様には、安心安全に走行して頂きたいと思うので、日々選手たちも点検をおこなって頑張っています。
新車以外は何かしら不具合は付き物ですので、今回は少しでもトラブルを未然に防いだり軽減できる「日常点検」について説明をさせて頂きます。
まず、国内の車は、「道路運送車両法」という法律を基に管理されていて、主に車検などの保安基準を定めています。この法律の「第47条の2」にこんな風に書かれています!
・自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態から判断した適切な時期に、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。
・自動車の使用者又はこれらの自動車を運行する者は、一日一回、その運行の開始において、点検をしなければならない。
まさか、法律で定められているとは!ご存じでしたでしょうか?
実際に、点検をしていない車両が起こしたエンジントラブルやタイヤトラブルは、毎年、数百件も発生しているそうです。
特に上位はバッテリー上がりやタイヤのパンクです。
私たちは競技場にご来場の皆様に応援への感謝の気持ちをこめてご挨拶して、お車の安全快適走行の為にお車の外観をチェックし、お客様に代わり日常点検8項目を実施させていただき、その条件をクリアできているお車をさがすためにお声掛けをさせていただいておりますが、なかなかこの想いは皆様にうまく伝えられておりません。
最近いつ頃点検されましたか?
最低でも月に一度は点検して安心して頂きたいです。
ここからは、お客様の代わりに行う日常点検8項目の点検内容をご紹介いたします。
この記事を読んでご自分でぜひトライ!してみてください。
ボンネットを開けて、エンジンルーム内の点検から始めます。
ボンネットの開ける場所はわかりますか?だいたいここにレバーがあります!
ウィンドウォッシャー液・・液量を確認します。
不足の場合ガラスの汚れを落とす洗剤の補充が必要です。
ブレーキフルード・・規定量をチェックします。
ブレーキフルードはブレーキペダルを踏んで走行中の車両を止めるのに大切な役割をしています。
液量が不足している場合、液漏れ又はブレーキパットの摩耗が考えられ大変危険な状態です、早急に足回りの点検が必要です。
又車の足回りは走行中高温になります、よってブレーキフルードも高温になり沸騰してエアーが混入したり、汚れたりしてブレーキの効きが悪くなってきますので定期的な交換が必要です(フルード使用期間は2年です)。
バッテリー・・液量のチェックと専用テスターでの電圧チェックします。
バッテリーはエンジン始動の際に電力を供給したり、様々な電装品を動かすので大きな負担がかかります。
バッテリー上がりを引き起こすとエンジンがかけられません。
近年はエンジンの始動と停止を繰り返すアイドリングストップ車、ハイブリット車が増えているので、バッテリーへの負荷がかかり交換サイクルも早くなっています(使用期間2~3年)。
そのため、専用のバッテリーが付いています。
ラジエター冷却水・・規定量をチェックします。
ラジエター冷却水はエンジン、ミッションを冷やす役割をしています。
ラジエター冷却水が不足してしまうとエンジンを冷やせなくなりオーバーヒートする可能性があります。
そのまま走行し続けると最悪エンジンが故障する場合がありますので、こちらも定期的なチェックを行い、不足していたら冷却水の補充が必要です。
エンジンオイル・・液量・汚れをチェックします。目印は黄色のゲージです。
エンジンオイルが汚れていたり、不足したままで走行し続けると、燃費や加速が悪くなりエンジンの寿命を縮める原因となりますので、定期的な点検、交換が必要となります(交換は4000Km~7500Km又は4か月~6か月が目安です)。
AT、CVTフルード・・液量・汚れをチェックします。
アクセルペダルを踏んだ際に、エンジンのパワーをこれらのオイルが油圧でミッションに伝え自動的に変速を行っています。エンジンオイルと同様に、汚れていたり、不足したまま使用し続けるとエンジンのパワーをミッションに伝える事が出来なくなり燃費が悪くなってきます。
特に汚れがひどい場合ミッション故障にも繋がる可能性がありますので、こちらのAT、CVTフルードも定期的な点検と交換が必要です(交換目安は20000Km又は2年です)。
ワイパー・・ゴムが切れていないかチェックします。
ゴム切れ劣化、金属部分のガタツキがないかスムーズに動くかを確認します。
ワイパーは視界を確保する、安全走行の為に最も大切な保安部品です。雨の日、特に夜間走行時に前が見えにくいと感じているお客様はとても危険ですので早めの交換をおすすめします。
また、最近では自動ブレーキを作動させるためのカメラがフロントガラスについています。
ワイパーが劣化していてカメラ前の視界を確保できないと、せっかくの自動ブレーキが作動しない場合もあるそうです。(交換目安は年/1回です)
タイヤ・・空気圧をチェックします。
タイヤの点検ポイントは3つあります。
一つ目はタイヤの空気圧が適正に入っているかです。
空気圧が不足している状態で走行すると燃費が悪くなったり、片減り(一部分だけ摩耗)してしまうのでタイヤの寿命を縮めます。
二つ目はタイヤの残り溝をチェックします。
三つ目はタイヤのひび割れです。
ゴムも年数とともに固くなります。ひび割れは破裂(バースト)の原因になり危険性があります。必ず高速道路を乗るときはタイヤチェックをおこなって下さい。
この、残り溝やひび割れも、ワイパーで既述したように、自動ブレーキと大きな関係があります。
自動ブレーキがしっかりと作動しているのに衝突してしまう例があり、その原因がタイヤの溝が減りすぎていて制動距離が延びてしまっていたということだそうです。
ご自分で点検後、もし気になるところがございましたら選手までご相談ください。
気になる箇所だけでも大丈夫です。選手たちは日々トレーニングしながらプロとしてアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談下さい。
でも、私たち選手を信頼してください!私たちはお客様に代わりしっかりと点検します。
点検結果を安全点検チェックシートに記入して、お車の状態を異常の有無に関わらず、正確にお伝えします。
お時間は結果報告も含めて約5分で終わります。
点検に費用は頂いておりませんので、ブルーファイヤー競技場で燃料補給や洗車ついでに点検をおこなって安心して頂ければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
地域の皆様に一番愛されるブルーファイヤー競技場にしていきますので、今後も応援をお願いいたします。
記事担当 Dr.Driveつきみ野SS 内藤 栄二、大釜 浩幸
『ブルーファイヤー競技場』
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