ラピュタ(ジブリ)の世界を体感できる横須賀の無人島「猿島」に9月半ば、井上さんと行って来ました。
東京湾にはいくつもの人口島がありますが、猿島は唯一の自然島で自然が豊富で、まるでラピュタ(ジブリ)の世界にいるような体験が出来る島です。
フェリー乗り場の近くに「三笠ターミナル」という建物があり、そこでチケットを購入します。
朝の9時から営業していて1番乗りで店内に入っていきます!
猿島行きのフェリーは9時半が1便目になります。この日は平日で朝早かったので人は少なかったですが「土日はお昼近くなると70分待ちになることもある」とスタッフの方に教えて頂きました!
フェリーの船旅は10分程なので船酔いしやすい方にも安心ですね!
心地良い海風を浴びながらあっという間に猿島に到着しました!
ちなみに猿島の由来は鎌倉時代の「日蓮伝説」が由来とされています。
船で鎌倉を目指していたところ嵐に巻き込まれてしまい、船に穴が開き沈みそうになった時に1匹の白い猿が現れ大きなフジツボで穴を塞ぎ、無事に島にたどり着いた事から猿島という名称になったそうです。
島に到着すると近くに砂浜があり夏場にはバーベキューや砂浜で遊ぶ人達で賑わいます。
この日はまだ残暑が残る9月半ばとあってバーベキューを楽しむ方達が数名いました。
釣りをする事も出来て両方ともネットで予約が出来るので興味のある方は検索してみて下さいね。
今回は専門ツアーに申し込んで猿島を周る事にしました。
90分前後で普段入る事が出来ない兵舎や弾薬庫まで入る事が出来ます。
30分でスポットを回る30分探検ツアーもあり、両方とも600円なのでお時間がある方は専門ツアーをおすすめします!
最初に飛び込んでくるのが「発電所」です!
1895年に建てられ今も現役で猿島に電気を供給しています!
発電所を後にして先に進んで行くと「猿島要塞の切通し」が見えてきます。
この切通し、なんとツルハシで掘って作ったとガイドの方に教えて頂きました!
切り通しの道が続きますが右と左にある塀をよく見ると形が違います。
右側が城壁のような剃った塀と左側が真っ直ぐな塀です。
造られた年が違い、ガイドさん無しだと中々気づきにくいと思うので、今度猿島に行かれた際は気を付けて見てみると楽しいですよ♪
先に進んで行くと兵隊が寝泊まりしていた「兵舎」に入れてもらう事が出来ました。
専門ツアーの人だけが入れて普段は施錠されているので入る事が出来ません。
この中に20名程が寝ていたというお話しでした!
次に周りがレンガ造りになっている空間があります。
レンガ造りになっている所がここ以外にもあり総数で100万個のレンガが使われているそうです。
ちなみに赤レンガ倉庫は300万個で、一番多いのが東京駅の900万個と教えて頂きました。
少し進むと木と木の間から日が差すところがあり皆さん写真を撮っていたのでマネして撮ってみました!
さらに先に進んで行くとレンガ造りのトンネルが見えてきます。
全長88mのフランス積みのレンガ造りで国内最古のトンネルです!
一番の写真スポットになります。
平日の1便目で来ると人が少ないのでトンネル付近では幻想的な写真が撮れます!
トンネルの中は高低差があり、これは見通しが良いと敵に見つかりやすい為、あえて高低差を出して見通しを悪くしているそうです。
トンネルを抜けるとさらにトンネルがありまるで迷路のようです。
全体を見渡すと一面緑に囲まれ本当にラピュタ(ジブリ)の世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えます♪
ガイドさんから一番の映えスポットを教えて頂きましたので1枚パシャリと撮ってみました♪
木の間から差す日が何とも幻想的な感じですね!
さらに奥に進んで行くとガイドさん一押しのビュースポットがありました!
木の間から見える海と横須賀の景色が素晴らしいです!是非、探してみて下さい(^^)
先に進むと見通しの良い広場に出ます。
観音崎から横浜ベイエリアから房総半島まで一望できる絶景ビュースポットに到着します。
次は展望台を目指して108段の階段を登っていきます!レッツゴー(^^)/
頂上には白い展望台がありますが、今は老朽化で立入禁止になっていて登る事が出来ません。
仮面ライダーに出てくるゲルショッカーのアジトとしても有名ですね!
猿島にはこのような「砲台跡」が5つもあるので周りながら探してみるのも楽しいかもしれないですね♪
ちなみにいくつもある穴のようなところに大砲の球を入れて置くそうです。
1周ゆっくり回って1時間半くらいでした。
フェリー乗り場付近には「エコステーション」という食べ終わった容器等を分別する環境に配慮した取り組みがあります(^^)
ゴミが落ちていないので島全体がキレイになっています。
たけやまでも登山客様が安心してご利用出来るようにゴミだけでなく計量機もキレイに保ち、気持ち良くご利用出来るように、こまめにクリンネスをしてキレイを保つ活動をしていますので安心してご利用して下さいね!
記事を読んで興味を持って頂けたら初めての方も、1回行かれた事がある方も記事のプチ情報を思い出してもらえたら嬉しいです♪
ご来店の際はお話をお聞かせ下さいね(^^)/
最後までご覧頂きありがとうございます。
記事担当:EneJetたけやまSS 佐野康弘
『ほのぼのたけやま登山部』
このSSそのものを「武山」にみたてて、お客様は、武山に来られる登山客様、私たちは、ここ武山を拠点に活動する登山部員です。武山に来られるいろいろな登山客様にしっかりご挨拶をして、いろいろなご案内やサポートをしていく中で、この登山部員さんになって頂き仲間を増やしていこう!という考えで活動しています。「ほのぼの」というのは、急いでガツガツ登るよりは、ゆっくり楽しくスタッフとお客様が一緒に登っていきたいという想いからです。