先日までの連日の猛暑が嘘のように涼しくなってきましたね。
朝晩など少し肌寒いと感じることもしばしばです、季節の変わり目に体調など崩されていませんか?
もう少し寒くなってくるとお家(お車)も冬の準備が必要になってきますね。
冬の準備と言って一番に思い浮かべるのは、冬用タイヤの準備でしょうか?
有り難い事に、ぽかぽか工務店でも毎年多くのお客様から、冬用タイヤへの履き替えや交換作業を御依頼頂いております。
大事なお車を冬の季節も安全・快適に使用して頂きたいとの思いから、タイヤ履き替え交換時の作業についてお話してみたいと思います。
タイヤ履き替えを簡単に言うと、「今お車についているタイヤ・ホイールを取り外して代わりの冬用タイヤ・ホイールを取り付ける」という作業になります。
取り外し時にはホイールナットやホイールボルトに錆や傷などの痛みがないか、スムーズにナット・ボルトが緩むかなどを確認しながら作業を進めます。
タイヤ・ホイールが外れましたら、新しく取り付けるタイヤ・ホイールを点検します。
タイヤの残り溝、硬さ、傷の有無、ホイールの傷や錆びつき具合などを専用の測定機器や目視にて点検しタイヤ空気圧を調整してお車へ取り付けます。
特に冬用タイヤの場合「サイプ」と言う細かい溝で路面との接触面を多くし摩擦を上げて滑りにくくしていますので、タイヤの硬さ・しなやかさは夏タイヤ以上にとても重要になります。
そのタイヤの硬さを測るのが「タイヤ硬度計」であり、当店でも使用してお客様に正しいタイヤの状態をお伝えしています。
取り付け時は取り外し時以上に細心の注意をして作業を進めていきます。
特にホイールナット・ホイールボルト締め付け時には、安全上の理由よりトルク締め付けの強さが各メーカーや車種ごとに決められているのです。
正しく締め付けないと緩んだり異音が出たりと、事故や故障の原因になるので正しいトルク管理が重要になります。
ぽかぽか工務店では「メーカー車種別トルク一覧表」を使用して正しい締め付け強さを、「トルクレンチ」と言うトルク計測機能の備わった道具を使用してメーカー車種毎に正しい強さで締め付けています。
正しく締め付けられなかった時に考えられる不具合
〇締め付けが緩い・甘い時
締め付けが甘いとホイールナット・ホイールボルトが緩んで異音が出たりタイヤが振れたりして大変危険です。
〇締め付けが強過ぎる時
ホイールのテーパー部(当り面)を傷つけ損傷したり、ボルトがねじ切れてしまったり次回の交換時に外せなくなったりと、無駄な部品交換や修理代がかかる可能性があります。
作業終了時には最終確認として、お客様立会いのもと、もう一度締め付け確認を行って(ダブルチェック)安心安全を提供しております。
最後に「履き替えタイヤ診断表」を用いて今回の作業及びタイヤの状態をお客様にお伝えして作業完了となります。
以上のように決して難しい作業ではないのですが、とても重要で確実さが求められる作業なのです。
また、お客様がご自分で履き替え作業後に「タイヤの締めつけを確認して~」との問い合わせが多いですが、トルクレンチを使用せず締め付けをするのは危険です。
上記の様に大切な作業なので、ぜひ当店に作業をお任せいただき、安心安全にお使い頂ければと思います。
簡単に見えて重要なタイヤの履き替え作業は、ぽかぽか工務店の職人へお任せ下さい。
皆様のご来店を心からお待ちしております。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
記事担当:Dr.Drive大和南SS 林 敏男