早いものであと2カ月程で今年も終わりですね。
緊急事態宣言や蔓延防止措置も全面的に解除になりました。
ワクチン接種も進んできていますが、私は一気に元の生活に戻ることが逆に少し怖いと思っています。
最近、間違った感染症対策に惑わされてはいけないという本を読み、コロナウィルスで最も気を付けなければいけないことは、「換気」ということを学びました。
ウイルスはエアロゾル感染がメインということで、空気の流れを常に意識してウイルスが充満しないようにすることと、それを吸い込まない工夫でマスクをしっかりとする。
それもウレタンや布のような繊維の並びがキレイで粗い物よりも、不織布のように細かい繊維で複雑に編み込まれたものの方が良いということ。
また、手洗いや消毒よりもうがいが効果的であるということを知りました。
今までやってきたことは、決して無駄ではないのですが、なんとなく聞いたり知ったりする知識を鵜吞みにするのではなくて、しっかりと情報をつかんで、その中から自分で判断することが大切なのだと、改めて知ることが出来ました。
ガソリンスタンドでも、間違った情報や、よくわからないことやモノがいくつかあります。
今回は、3つの情報をお客様に届けようと思います。これは鵜呑みにしてください!
1つ目、「満タン自動停止」って知ってますか?
「定額給油」「定量給油」「満タン給油」がありますが、皆様はいつもどうしていますか?
「常に満タン」と「こまめに少量」と、どちらが得?って考えたことがある方いらっしゃいますか?
これに関しては、満タンにすれば重量が増えるので、いつも半分ぐらいの燃料で走る方が燃費向上につながると思います。
必ずしも満タンにすることを推奨していない外車メーカーもあるくらいですから。
ただ、日常生活で車をよく使う方や、近所にガソリンスタンドがない場合、ガソリンスタンドに行く回数が増えるので、あまり変わらないと思います。
ちなみに、「こまめに少量」で稼げる燃費は、500Km走って1Lにも満たない数量なので、僕は常に満タン給油の方が効率が良いと思います。
しかし常に「定量」「定額」を選ぶお客様の燃費以外の理由で「ガソリンが吹きこぼれるのが怖い」というのがあるのです。
私もそれだという方、いらっしゃいますよね?
心配いりません。
セルフの給油機のノズルには「オートストップ」と言って、「満タン自動停止機能」がついています。
ノズル内部にセンサーがあって、給油中は、ノズルの先端にある検知口から、ノズル内に空気が流れている状態を維持します。
満タンに達すると、油面が検知口を塞いで空気が流れなくなり、センサーが真空状態になります。
これによって満タンを検知して、給油を自動停止してくれるのです。
ですから、オートストップ機能により自動的に給油が止まった=「正しい満タン」ということになります。
2つ目、これいつ触ればいいの?
「静電気除去シート」です。ずばり「車から降りたらすぐ」です。
どこよりも先に触ってください。このシートを触ると体に帯電していた電気は給油機を介し、地面へと放電されます。
車から降りるときに、車のシートと洋服の摩擦で静電気が発生します。
特に冬場は静電気が発生しやすい衣類が多く空気も乾燥しているのでバチッと来やすいのです。
身体に帯電している状態で金属に触ろうとすると、帯電が放電されてバチッと来ます。
しかし、この除去シートは、プラスチックに金属を混ぜて作られていて、触ってもバチッと来ることはないので安心して触ってください。
ところで、なぜ静電気が危ないのかをご存じですか?
ガソリンはなんとなく危ないと言うことは共通認識ですが、ちゃんと理解していれば何も心配いりません。
ガソリンはとても揮発性の高い性質があります。
給油口の蓋を開けた時に、夏場などはもやもやと湯気のように見えることのある、ガソリンが気化した気体を「べーパー」と言います。
実はガソリンは、液体の状態では300度にならないと火はつきませんが、気体になると-40度で火がつきます。
キャップを開けるだけでべーパーが発生しますし、当然給油中もべーパーが出ます。
つまり、この時にバチッと来たら、火花がべーパーに引火する可能性があるわけです。
だから、車から降りたらすぐに、キャップを開ける前に静電気を体から抜いてください。これでほぼ静電気火災の心配はありません。
地味ですがとても重要で良い仕事をするのがこの「静電気除去シート」です。
最後3つ目、なんで価格が出てないの???
ガソリンの価格は変動します。なぜ変動するのかは以前にもご案内した通りですが、
少しでもお客様にお得に給油して頂けるように、近隣の売価を常に調査しています。
値段を下げるときは特にお知らせはしませんが、値上げをせざるを得ない場合に、これから値段を上げる可能性がありますよという合図で価格看板を消しています。
LINE会員様にはLINEで値上げをお知らせしておりますが、この価格看板表示が消えている時は「これから値上げをする可能性があるけれど、まだ値上げ前の価格で販売しています」という合図です。
ですので、価格看板もご注目頂き、是非ご利用のガソリンスタンドのLINE会員への登録をお願いします。
まだまだ、ガソリンスタンドの裏技や小ネタ、お得情報はありますので、次の機会にご紹介しようと思いますが、アセントのガソリンスタンドを少しずつ知って頂き、喜んでいただけるといいなと思っています。
ちなみに、表紙のレースクイーンは2015年のお二人で「高藤杏ちゃん(左)渡辺順子ちゃん(右)」ですので現在の方々ではありません。お気づきの方いらっしゃいましたか?
現在のENEOS X-PRIME SUPRA ROOKIE(エネオスエックスプライムスープラルーキー)のレースクイーンはこの二人!
「今井みどりちゃん(左)日南まみちゃん(右)」
是非正しく覚えて頂き、ENEOSの応援、よろしくお願いします。
今回も最後までご覧頂き有難うございました。
記事担当:Ascent TIMES編集局 桑島 靖司
編集局は本社の管理部門や保険課、販売課が、新聞記者となり、お客様やスタッフにむけて色々な情報を発信いたします。このブログを通じて、私たちとお客様の距離が少しでも近くなるといいな!と思ってますので、宣伝ばかりしたらお客様との距離が遠くなるのはわかっていますから、日常のちょっとした情報や、お客様が知って得する豆知識などなど、お客様のストレスにならない程度にご紹介して行ければと思っております。記者である私達が、足を使って情報をキャッチして、ブログがない店舗の情報などもお伝えしていこうと思っております。